
第9候「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」
期間 : 3月15日~3月19日頃
前回の第8候はこちらから↓
第8候 桃始笑 (ももはじめてさく) この時期の薬膳 - 薬膳と香り、心を紡ぐ日々
二十四節気の啓蟄(けいちつ)の末候にあたる「菜虫化蝶」は、冬を越したサナギが羽化し、美しい蝶へと姿を変える時期。春の訪れがさらに進み、暖かな陽気が増えてきます。
冬にこもっていた体も、春の日差しを浴びて活動的になっていくタイミング。気の巡りを良くし、春に起こりやすい不調を防ぐ食養生を意識してみましょう。
今回の食材は、キャベツ・いちご・えび・ほうれん草を選んでみました。
🥦 菜虫化蝶におすすめの食材
この時期に食べたい4つの食材の薬膳的な働きをご紹介します。
🥬 キャベツ(消化を助け、春の胃腸を守る)
春キャベツは冬キャベツに比べて葉がやわらかく、甘みが強いのが特徴。
✅ 胃腸を整え、消化を助ける
✅ 気の巡りを良くし、春の不調を防ぐ
✅ ビタミンCが豊富で、免疫力アップにも◎
🍓 いちご(潤いを与え、春の乾燥対策)
春が旬のいちごは、美肌や疲労回復に役立つフルーツ。
✅ 体に潤いを与え、乾燥を防ぐ
✅ 気血を補い、元気をサポート
✅ ほどよい酸味が、肝の働きを助ける
🍤 えび(気血を補い、巡りを良くする)
春の活力を養うえびは、滋養強壮に優れた食材。
✅ 気血を補い、冷えを防ぐ
✅ 巡りを促し、体を温める
✅ 低脂肪高タンパクで、消化も良い
🌿 ほうれん草(血を補い、春の疲れを癒す)
春の芽吹きとともに、ほうれん草の栄養価も高まる時期。
✅ 血を補い、貧血予防に◎
✅ 肝の働きを助け、目の疲れを取る
✅ 余分な熱を冷まし、春ののぼせ対策に
🍽️ 今回のレシピ:えびとブロッコリーのガーリック炒め
春は気温の変化が激しく、体がだるくなりやすい季節。このレシピは、えびの気血を補う働きと、ブロッコリーのビタミンで、元気をサポートする一品です。とても簡単ですのでぜひ作ってみてください。
🛒 材料(2人分)
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えび … 150g(殻をむき、背わたを取る)
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ブロッコリー … 1/2株(小房に分ける)
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にんにく … 1片(みじん切り)
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オリーブオイル … 大さじ1
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塩 … 少々
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こしょう … 少々
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醤油 … 小さじ1(お好みで)
🍳 作り方
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ブロッコリーを下茹でしておく(1分ほど)。
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フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、香りが立つまで炒める。
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えびを加え、ピンク色になるまで炒める。
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ブロッコリーを加え、塩・こしょうで味を調える。
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お好みで醤油を加え、全体をさっと混ぜたら完成!
にんにくの香ばしさとえびの旨味が相まって、ご飯がすすむ一品♪ 春のエネルギーをしっかり補給しましょう!
🌸 まとめ
「菜虫化蝶」の時期は、冬から春への変化に適応する大切なタイミング。
✅ キャベツ で胃腸を整え、気の巡りを良くする
✅ いちご で潤いを補給し、乾燥対策
✅ えび で気血を補い、巡りを良くする
✅ ほうれん草 で血を養い、春の疲れを防ぐ
今回の「えびとブロッコリーのガーリック炒め」は、春のエネルギーを補うのにぴったりな一品。ぜひ、この時期に食べて、春の変化を元気に乗り切りましょう♪