
七十二候は「竹笋生」から「蚕起食桑」へと移りました。。本格的な夏に向け、高まる熱と増える湿気、そして消耗しやすい「気」のケアが大切な時期です。
▼昨日の【蚕起食桑】養生編はこちらから
今日は、この時期の養生に役立つおすすめ食材をさらに詳しくご紹介するとともに、それらを活用した簡単薬膳レシピをお届けします!
蚕起食桑の時期(5月下旬)におすすめの薬膳食材とその理由
この時期の養生ポイントである「体内の余分な熱を冷ます」「余分な湿を取り除く」「胃腸の働きを助ける」「気を補う」といった働きを持つ、おすすめの食材を3つご紹介します。日々の食事に上手に取り入れてみてくださいね。
そら豆
- 薬膳的な特徴: 性味は平(体を冷やしたり温めたりしない)
- この時期におすすめの理由: 体の土台となる胃腸(脾)を丈夫にし、余分な水分を排出する働きがあります。梅雨時期にかけての、体のだるさやむくみ対策にもってこいです。また、高まる陽気で消耗しがちな「気」を補う作用も期待できます。
アスパラガス
- 薬膳的な特徴: 性味は涼(体を穏やかに冷ます)
- この時期におすすめの理由: 体内にこもりがちな熱を冷ます作用や、利尿作用で体内の余分な湿を取り除くのを助けます。また、そら豆と同様に疲労回復のサポートにも繋がります。シャキシャキとした食感も気分をリフレッシュさせてくれますね。
きゅうり
- 薬膳的な特徴: 性味は涼(体を冷ます)
- この時期におすすめの理由: 体にこもった余分な熱を冷ます作用に優れています。豊富な水分は、暑さによる体内の乾燥や口の渇きにも役立ちます。また、利水作用で体内の余分な水分の排出を促し、むくみ対策にもぴったりです。ただし、体を冷やす作用が強めなので、胃腸が冷えやすい方は、食べすぎに注意したり、温かい料理に少量加えるなどの工夫をすると良いそうです。
おすすめレシピ:そら豆とえびのガーリック炒め
今回は、この時期におすすめの「そら豆」をメインに、「えび」や「にんにく」を組み合わせた、食欲をそそるガーリック炒めをご紹介します。そら豆で胃腸と湿をケアしつつ、えびやにんにくで体の巡りを後押しする、蚕起食桑の養生にぴったりの一品です。

✅ 材料(2〜3人分)
- そら豆(さやから出したもの)…150g程度
- むきえび…150g
- にんにく…1かけ(みじん切り)
- オリーブオイル …大さじ1
- [調味料]
- 酒…大さじ1
- 塩こしょう
✅ 作り方
- 下準備をします そら豆は、さやから出しておきます。 えびは背わたを取り、酒(分量外)と塩少々で下味をつけて揉み込み、臭みを抜いておきます。 にんにくはみじん切りにします。
- そら豆を軽く茹でる 鍋に湯を沸かし、そら豆を1〜2分程度軽く茹でてからざるにあげ、水気を切って薄皮を取り除きます。
- にんにくとえびを炒める フライパンにオリーブオイルとにんにくのみじん切りを熱し、香りが立つまで炒めます。 えびを加えて、色が変わるまで炒めます。
- 全体を炒め合わせる 茹でておいたそら豆を加えてさっと炒め合わせます。

- 味付けをする 酒を加えてアルコールを飛ばし、塩こしょうで味を調えます。全体に味がなじんだら完成です。
✅ ひとことメモ
味付けは塩こしょうだけにしましたが、お好みで醤油を入れたり、レモン汁を加えたり色んなアレンジができます。今回おすすめ食材のアスパラガスを加えてもよいと思います。
私は、そら豆を茹でるときに茹ですぎてしまい、ちょっと失敗しました(笑)
このレシピが蚕起食桑の養生におすすめな理由
今回ご紹介した「そら豆とえびのガーリック炒め」は、蚕起食桑の時期の養生テーマに寄り添う薬膳的な効果が期待できます。
そら豆が体内の余分な湿を取り除き、高まる陽気で消耗しやすい「気」を補って胃腸の働きを助けます。そして、えびは体を温めながら気や血の巡りをサポートし、疲労回復にも良い影響を与えてくれます。にんにくの香りは気の滞りを動かし、食欲を増進させる効果も。
全体的に、湿気で重だるくなりがちな体を軽やかにし、消耗しやすい夏のエネルギーを補い、巡りを整えるのにぴったりの組み合わせです。
おわりに
旬のそら豆を使った、食欲そそるガーリック炒め。手軽に作れて、この時期の体調をサポートしてくれる強い味方です。ぜひ、今日のレシピを参考に、蚕起食桑の時期の養生にお役立てください☺
私はそら豆を料理するのが初めてでした。
この時期に食べるとよい事もわかり、食べてみても美味しかったので、また献立にいれてみようと思います。