
半袖では肌寒い日があったり、急にエアコンが必要になるほど暑くなったりと、気温の差が激しい毎日ですね。皆さんは体調を崩していませんか?
我が家では、母が「喉が痛い〜」と言っていましたが、ひどくならずに回復してきたようです。ホッと一安心です。
週間天気予報を見ると、しばらく暑い日が続き、来週からは曇りや雨マークが増えてきていました。
急な暑さは食欲を落としたり、体に大きな負担をかけます。我慢せずにエアコンをつけたり、休憩を取ったりして、体を労わってあげてくださいね。
さて、6月5日からは二十四節気「芒種(ぼうしゅ)」に入りました。そして、七十二候は第25候「蟷螂生(かまきりしょうず)」です。
期間は6月5日~6月10日頃となります。
この記事では、「蟷螂生」の意味と、この時期におすすめの薬膳的養生法、そして旬のおすすめ食材とレシピをご紹介します。
✅前回の「麦秋至」の記事はこちらから
七十二候「蟷螂生(かまきりしょうず)」とは?
「蟷螂生」は、文字通り「カマキリが卵からかえり始める頃」という意味だそうです。
私は虫全般が苦手なのでカマキリを捕まえたりしたことはありませんが、あの独特のフォルムと鎌(カマ)を見ると、なんだか強そうですよね!
実はカマキリは肉食で、農作物を荒らす害虫を食べてくれる益虫なんだそうです。農家の方々にとっては、きっと喜ばしい存在なのでしょうね。
「芒種」とは、稲や麦など、穂先に針のようなツンツンとした「のぎ」と呼ばれるものがついている植物の種をまく時期を指します。本格的な田植えの季節の到来を告げる時期なんですね。
「蟷螂生」の時期に気をつけたい薬膳的養生法は?
この時期は、前回の「麦秋至」に引き続き、湿気と暑さが体に影響を与えやすくなります。特に、体内に「湿(しつ)」と「熱(ねつ)」がこもる「湿熱(しつねつ)」に注意が必要です。
体調を整えるために、以下の薬膳的養生を心がけましょう。
- 体内の余分な熱や湿を取り除く食材を取り入れる:
- 「清熱(せいねつ)」(熱を冷ます)、「利湿(りしつ)」(湿を排出する)作用のある食材を積極的に摂りましょう。
- 胃腸を労わる食材でサポート:
- 「健脾(けんぴ)」(胃腸を丈夫にする)作用のある食材を選び、消化器系への負担を減らしましょう。
- 消化を助ける工夫:
- あっさりとした味付けを心がけ、香味野菜(しそ、みょうがなど)を取り入れると、食欲増進や消化促進に役立ちます。
- 適切な水分補給を心がける:
- 体が冷えすぎないよう、常温の飲み物や、利尿作用があり体をクールダウンさせる麦茶などのノンカフェインのものを選びましょう。
「蟷螂生」の時期におすすめの薬膳食材3選
今回は、この時期の養生ポイントにぴったりで、手軽に手に入る3つの食材を選んでみました。
- 小豆(あずき)
- 体内の余分な水分を排出する「利水(りすい)」作用に優れています。むくみやすい梅雨時期に特におすすめです。
- 熱を冷ます「清熱(せいねつ)」作用も期待できます。
- 鯛(たい)
- わかめ
- 体の熱を冷ます「清熱(せいねつ)」作用があります。
- 体内の余分な水分の排出を助ける「利水(りすい)」作用も期待でき、便秘改善にも役立ちます。
これらの食材を日々の食事に上手に取り入れてみてくださいね。
今回の薬膳レシピのご紹介:「鯛のりゅうきゅう」
今回は、上記のおすすめ食材にも含まれる「鯛」を使った大分県の郷土料理
「鯛のりゅうきゅう」をご紹介します!
「りゅうきゅう」とは、新鮮な魚を醤油やみりん、ごまなどで和えた、いわば漬け丼の具のようなものです。鯛の他にも、アジやブリなどでも作られ、ご飯のお供やお酒の肴にぴったりです。
薬膳的には、鯛の気を補う作用と、さっぱりとした味付けが、この時期の胃腸に優しい一品です。
詳しいレシピと、実際に作ってみた感想はこちらからどうぞ☺
おわりに
今回の七十二候「蟷螂生」の時期は、どんどんと気温が高くなり、体内に熱や湿がこもりやすくなってきます。慣れない暑さで、体の不調が出てきがちになりますので、食べ物で少しでも不調を吹き飛ばしたいですね。
私自身も特に胃が弱くなってきているので、胃腸を大切にすることを心がけようと思います。皆さんも、ぜひご自身の体調に合わせて、無理なく養生を取り入れてみてください。
次の七十二候は、6月11日から「芒種」の次候、「腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)」です。読み方もロマンチックですね。いよいよ蛍の季節なんですね。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました☺