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「夏バテ予防に!梅生姜タレの具だくさんそうめん【薬膳レシピ】」


いよいよ本格的な夏が近づき、毎日暑さとの戦いですね。食欲が落ちたり、体がだるく感じたりする「夏バテ」のサインが出ていませんか?

七十二候「乃東枯(なつかれくさかるる)」の記事では、夏バテ予防におすすめの食材として「ゴーヤ」「そうめん」「豚肉」をご紹介しました。

今回は、その中から「そうめん」と「豚肉」を使った、薬膳効果たっぷりの「梅生姜タレの具だくさんそうめん」を実際に作ってみました!冷たいそうめんに、食欲をそそる梅と生姜の特製タレが絡み合い、ツルツルといくらでも食べられちゃいますよ。

 

梅生姜タレの具だくさんそうめん:材料と作り方【写真で解説!】

夏バテ予防にぴったりの「梅生姜タレの具だくさんそうめん」

今回は、そうめんを美味しくしてくれる特製タレの作り方を中心に、詳しい材料と作り方をご紹介します。

 

材料(2人分)

  • そうめん:2人分
  • 豚肉(しゃぶしゃぶ用):100g
  • トマト:1/2個
  • ミョウガ:1個(千切り)
  • 青じそ:2〜3枚(千切り)
  • 錦糸卵:適量(卵1個分くらい)

【梅生姜タレの材料】

  • 醤油:大さじ 4.5
  • みりん:大さじ 3
  • だし汁(かつおと昆布):300ml
  • 生姜のすりおろし:小さじ 3(たっぷりめがおすすめ!)
  • 梅干し(叩いたもの):3個(大粒なら2個でもOK)

作り方

  1. 具材の下準備:

    • 豚肉は沸騰したお湯でサッと茹で、アクを取りながら火を通し、ザルにあげて水気を切っておきます。
    • トマトはくし切り、または食べやすい大きさに切ります。
    • ミョウガ青じそは千切りにしておきます。
    • 錦糸卵は、溶き卵を薄く焼いて細切りにしておきます。

  2. 梅生姜タレを作る:

    • 梅干しを準備する: 梅干しは種を取り除き、包丁で細かく刻みます
    • 混ぜ合わせる: 鍋、またはボウルに醤油、みりん、だし汁、生姜のすりおろし、梅干しを全て入れ、よく混ぜ合わせます。
    • 火にかける(任意): みりんのアルコールを飛ばしたい場合は、鍋に入れて一度軽く沸騰させ冷ましてください。
    • 冷やす: 冷蔵庫でしっかりと冷やしておきましょう。
  3. そうめんを茹でる: 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、そうめんを袋の表示通りに茹でます。茹で上がったらザルにあげ、冷水でよく冷やして水気をしっかり切ります。

  4. 盛り付け: 器にそうめんを盛り付け、その上に茹でた豚肉、トマト、錦糸卵を彩りよく乗せます。 

  5. 仕上げ: 食べる直前に、キンと冷やした梅生姜タレをたっぷりとかけます。 千切りにしたミョウガ青じそをたっぷりと乗せたら完成です!

このレシピで使う食材の薬膳的効果とは?

今回ご紹介する「梅生姜タレの具だくさんそうめん」は、本格的な夏に備え、体内の熱を取り除き、胃腸を労わり、元気を補う薬膳効果が期待できる一品です。使われている食材が持つ薬膳的な効能を見ていきましょう。

  • そうめん(小麦)

    •  胃腸の働きを助け、消化吸収を高めます。食欲がない時でもツルッと食べやすく、手軽なエネルギー補給になります。
    • 薬膳では、小麦は心を養い、精神を安定させる効果もあるとされます。
  • 豚肉
    • 汗をかくことで体内の潤いが消耗されやすい夏に、疲労回復や体力維持に役立ちます。
  • トマト
    • 体にこもった余分な熱を冷ます働きがあります。のぼせやほてりの緩和に役立ちます。
    • 胃の働きを健やかに保ち、消化を助けます。夏野菜の代表格として、この時期の水分補給にもおすすめです。
  • 錦糸卵(卵)
    • 体の潤いを補い、乾燥や熱による不調を和らげます。
    • 元気と血液を補い、疲労回復や体力増進に役立ちます。消化にも優しく、夏場に不足しがちな栄養を補給できます。
  • 梅干し(梅)
    • 口の渇きを潤し、疲労回復を助けます。
    • 独特の酸味は食欲を増進させ、消化を助け、弱った胃腸の働きを助けます。殺菌作用も期待でき、この時期の食中毒予防にも一役買ってくれます。
  • 生姜
    • 体を温め、冷えによる胃腸の不調を和らげます。
    • 発汗を促し、体内の余分な湿気を排出する手助けもしてくれます。
  • ミョウガ
    • 体にこもった熱を冷ます働きがあります。
    • 体内の余分な湿を取り除く手助けをします。
    • 食欲を増進させ、気分をすっきりさせる効果も期待できます。
  • 青じそ(大葉)
    • 「気」の巡りをスムーズにし、停滞した気を散らして気分をすっきりさせます。
    • 体内の余分な湿を取り除く働きも期待できます。爽やかな香りは食欲増進効果もあり、梅雨の時期には特に食欲を刺激してくれます。

 

ツルツルいけて夏に最高!家族も大絶賛のさっぱり味!

そうめんは、暑い時にもスルッと食べられるので夏は良く食べています。

以前、母が入院していた時に、病院の食事がなかなか食べられなかったことがありました。その際、看護師さんと相談して、家からそうめんを湯がいて持っていったんです。すると、母は「そうめん美味しい!」とパクパク食べてくれて…その時のことを思い出すと、体調が思わしくない時でもそうめんは食べやすいんだな、と改めて感じます。

今回作った梅・生姜タレの具だくさんそうめんは、冷しゃぶ用の豚肉や錦糸卵、色々な薬味(ミョウガ青じそ)がのっていて、とても豪華なそうめんになりました!そうめんのタレも梅と生姜入りで一味違って、さっぱりと食べられましたよ。

いつも感想が少なめな父は、「これはいいな~」と珍しくとても喜んでいました!

母も「美味しい」と言ってくれましたが、「ちょっとビリ辛の方が美味しいかも?」と、辛いもの好きならではのコメント。

なるほど、キムチを添えて食べたり、豆板醤を入れたりすると、さらに美味しくなりそうです。辛いもの好きな方はぜひ試してみてください!

そして、トマトとミョウガが苦手な私バージョンはこちら(笑)

 

そうめんだけでは本格的な夏になった時に夏バテになることもあるので、ぜひ今回のようにお肉や錦糸卵、色々な薬味を追加して、栄養バランスも意識してみてくださいね。

【レシピのポイントとコツ】失敗しない&もっと美味しくなる!

とても簡単に作れるこのそうめんですが、さらに美味しく、失敗なく作るためのポイントをいくつかご紹介します。

  • タレはしっかり冷やす: キンと冷やしたタレは、そうめんをより美味しく引き立ててくれます。冷蔵庫でしっかり冷やしておきましょう。
  • 梅干しは種類で調整: 梅干しの塩分や酸味は種類によって大きく異なります。タレの味見をしながら、梅干しの量や醤油・みりんの量を調整してください。
  • 生姜はたっぷりめに: 生姜の香りと辛みは、食欲増進効果だけでなく、体を内側から温めてくれる薬膳効果も高めます。ぜひたっぷりめに入れるのがおすすめです。
  • そうめんの水切り: 茹で上がったそうめんは、冷水でしっかり締めて水気をよく切ることで、コシが出て美味しくいただけます。

【アレンジアイデア】梅生姜タレの具だくさんそうめんをもっと楽しむ!

基本のそうめんも美味しいですが、具材や風味を少しアレンジするだけで、さらにバリエーションが広がります。

  • 薬味をプラス:
    • 刻みネギや白ごまなどを追加すると、香りと食感がさらに豊かになります。
    • 今回の母の意見のように、ラー油や豆板醤、キムチを少量加えてピリ辛にするのもおすすめです。
  • 他の具材を追加:
    • カニカマ、蒸し鶏、きゅうり、オクラなど、冷蔵庫にあるものでOK!彩りも栄養もアップします。
  • 冷や汁風に:
    • タレの量を増やして、そうめんを浸しながら食べる「冷や汁」風にしても美味しそうですね。

おわりに:夏バテ予防に!梅生姜タレの具だくさんそうめんを食卓に

今回の「乃東枯」の時期は、本格的な夏の訪れを感じるとともに、体調管理がより重要になる季節です。

暑さや湿気で体力が消耗しやすく、胃腸が弱りがちですが、今回ご紹介した「梅生姜タレの具だくさんそうめん」は、弱った胃腸を労わりながら、体に必要な栄養と元気の源を補給できます。梅と生姜のさっぱりとした風味で、食欲がない時でもツルツルと美味しく食べられるはずです。

冷たいものの摂りすぎに注意しながら、旬の食材の力を借りて、心身ともに健やかに過ごしていきましょう。

次の七十二候は、6月26日頃から「夏至」の次候、「菖蒲華(あやめはなさく)」です。菖蒲の花が咲き始める頃ですね。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました☺