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秋の朝露に季節を感じて!草露白の薬膳養生法【白露の体調管理】


朝夕の気温が少しだけ落ち着いてきて、通勤途中にあるいちょうの木もほんのり色が変わってきました。

9月7日から11日頃は、七十二候の「草露白(くさのつゆしろし)」に入ります。これは二十四節気「白露」の初候にあたり、草に降りた露が白く光って見える時期という意味です。

「白露」は秋の深まりを告げる節気で、この頃から本格的に秋らしい涼しさを感じるようになります。朝の露が白く見えるのは、空気が澄んで湿度が下がり、夜間の放射冷却が強くなってきた証拠でもありますね。

そこで今回は、この季節の体調管理にぴったりの薬膳養生法と、秋の乾燥対策に効果的な旬の食材をご紹介します。美しい露に季節の移ろいを感じながら、体の内側から秋の準備を整えていきましょう。

七十二候「草露白(くさのつゆしろし)」とは?

「草露白」とは、「草に降りた露が白く光って見える」という意味です。この時期は、夜間と朝方の気温差が大きくなり、空気中の水蒸気が冷やされて露となって草木に降ります。

朝日を受けて白く光る露は、秋の美しい風景の象徴でもあります。この露は、空気が乾燥し始めた証拠でもあり、私たちの体も乾燥対策を本格的に始める必要がある時期を教えてくれています。

古くから日本人は、この美しい露に季節の移ろいを感じ、俳句や短歌に詠み続けてきました。自然の微細な変化に気づくことで、体調管理のタイミングも知ることができるのです。

「草露白」の時期に気をつけたい薬膳的養生法は?

露が白く光る美しいこの時期は、本格的な秋の乾燥対策を始める重要な時期です。

  • 体の陰液を補い、秋の乾燥から身を守ります
  • 肺の機能を強化し、呼吸器系の健康を維持します
  • 胃腸の働きを整え、秋の美味しい食材の栄養を吸収しやすくします
  • 血液を補い、季節の変わり目の心身を安定させます
  • 体表の防御力を高め、乾燥による肌荒れや喉の不調を防ぎます

「草露白」の時期におすすめの薬膳食材:れんこん

この時期の体調管理と秋の乾燥対策に最適な食材をご紹介します。

れんこん

  • 体の余分な熱を冷まし、血液をきれいにします
  • 体液を生み出し、喉の渇きや乾燥を潤します
  • 胃腸の働きを強化し、食欲を増進させます
  • 出血を止め、血液の循環を改善します
  • 心と脾の働きを助け、精神を安定させます
  • 肺を潤し、咳を鎮める効果があります

れんこんには豊富な食物繊維とビタミンC、カリウムが含まれており、整腸作用と免疫力向上に効果的です。また、れんこんの粘り成分であるムチンは、胃腸の粘膜を保護し、消化を助ける働きがあります。

穴が空いているその形から「見通しが良い」とされ、縁起物としても親しまれているれんこんは、この時期の体調管理にまさにぴったりの食材ですね。

今回の薬膳レシピ体験談:「れんこん、さつまいも、まいたけの甘辛炒め」

クラシルで見つけた「れんこん、さつまいも、まいたけの甘辛炒め」を作ってみました!

 

こちらです ↓

www.kurashiru.com

 

作ってみた感想 れんこんのシャキシャキ感と、さつまいもの自然な甘さ、まいたけの旨味が絶妙にマッチした一品でした。甘辛いタレが全体をまとめてくれて、ご飯がすすむ美味しさでした。

 

 

家族の反応:

  • :  無言でパクパク食べていました。口に合ったようです(笑)
  • : 「美味しい~ 鶏肉とか入れても良さそう」

作り方のコツ

  • れんこんは薄めに切ってシャキシャキ感を残す
  • さつまいもは少し大きめに切って存在感を出す
  • まいたけは手でほぐして旨味を引き出す

この組み合わせの薬膳的効果とは?

今回の「れんこん、さつまいも、まいたけ」の組み合わせは、秋の体調管理に理想的な薬膳効果があります。

  • れんこん: 肺を潤し、喉や呼吸器系を保護
  • さつまいも: 胃腸を強化し、体力を補う
  • まいたけ: 免疫力を高め、血糖値を安定させる

相乗効果:

  • 3つとも体を潤す作用があり、秋の乾燥対策に最適
  • 胃腸に優しく、栄養の吸収を助ける
  • 季節の変わり目の体調不良を予防
  • 血液をきれいにし、循環を改善

 

アレンジアイデア:

  • 鶏肉や豚肉を加えてボリュームアップ
  • 最後にごまを振って香りをプラス

おわりに:美しい露に季節を感じながら、秋の体調管理を始めよう

今回の七十二候「草露白」の時期は、草に降りた露が白く光る美しい季節です。

朝の散歩で見かける美しい露を眺めながら、季節の移ろいを感じることで、自然と体調管理への意識も高まりますね。

クラシルで見つけたレシピで作った「れんこん、さつまいも、まいたけの甘辛炒め」は、見た目も美しく、栄養バランスも優れた秋らしい一品でした。3つの食材それぞれの食感と味わいが楽しめて、薬膳的な効果も期待できる理想的な組み合わせだと思います。それぞれの材料を別々に焼いて、最後に甘辛たれと合わせる作り方で少し時間がかかりましたが、味はとっても美味しかったです。

リンクをのせてありますので、ぜひチャレンジしてみてください。

露が白く光るこの美しい季節に、旬の食材を上手に取り入れて、体の内側から秋の乾燥対策を始めていきましょう。

朝夕の涼しさが増してきましたが、まだ日中は暑い日もあります。寒暖差に注意しながら、体調管理に気をつけて過ごしていきましょう。

次の七十二候は、9月12日頃から「白露」の次候、「鶺鴒鳴(せきれいなく)」です。鶺鴒が鳴く頃ですね。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました☺